この記事のライター:Natu

 

漫才・コント問わずお笑いを見るのが好きです。かまいたち、ナイツ、空気階段、タイムマシーン3号、金属バット、蛙亭、東京03など独特な世界観を持つ芸人さんが特に大好きです。

 

M-1グランプリ2003は、大会3回目として整い始めてきた年。とても見ごたえのある回として知られています。2002に初登場し、会場と審査員に衝撃と笑いを与えた笑い飯がさらにパワーアップして2003にも登場。

 

個人的には勢いの良いコンビが多くて好きな回でした。

そんなM-1グランプリ2003の無料フル動画はBilibiliにアップされていますが、違法性なども気になりますよね。

 

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M-1グランプリ2003決勝戦の結果

M-1グランプリ2003の決勝戦。司会には今田耕司と小池栄子が加わり、かけあいやテンポのよい進行の中、笑いの真剣勝負が繰り広げられました。前回登場から反響が大きかった笑い飯、破天荒なアンタッチャブル、そして今大会に向けて仕上げてきたフットボールアワーと目が離せない戦いになりました。

 

決勝日 2003年1228
番組司会 今田耕司/西川きよし/小池栄子
審査員 島田紳助/松本人志/南原清隆/島田洋七/ラサール石井/大竹まこと/中田カウス
参加数 1906組

 

M-1グランプリ2003:ファイナルラウンド

個人的に笑い飯を推していましたが、M-1グランプリ2003のファイナルラウンド進出のコンビは、本当に誰が優勝してもおかしくない、素晴らしい戦いだったと言えるのではないでしょうか。

 

 

笑い飯

『可哀想なゾウ』正確には特別授業がテーマですが、可哀想なゾウのくだりが好きすぎました。

決勝のネタを含めて、笑い飯はこの年に優勝を取らせてあげたかった……。それぐらい笑い飯の勢い、ネタの面白さ、目新しさは完璧だったと思います。

アンタッチャブル

ファイナルラウンド2組目のアンタッチャブル。決勝戦で会場の空気をつかんでいたアンタッチャブルはファイナルラウンドでも登場の瞬間からワクワクさせるものがありました。

 

テーマは合格発表。ザキヤマのボケ方はお芝居をしているようで、漫才コントのようにも思えます。ザキヤマの強引で自己肯定感に溢れていて手に負えない面白キャラを世に知らしめたネタでした。

優勝:フットボールアワー

優勝はフットボールアワー。のんちゃんのキャラを最大限活かした『SMタクシー』のネタでした。

最終決戦でSMを持ってくるところが意外でしたが、のんちゃんの愛される変態キャラがテーマのどぎつさを中和させているところが狙い通りなのだろうなという感じです。

 

後藤さんがネタの最後で猛烈に噛んでいましたが、それでも優勝できたのは、ネタも面白ければべしゃりも面白い、言うことなしの漫才をしたからなのでしょう。

M-1グランプリ2003:決勝ファーストラウンド

M-1グランプリ2003の決勝トップバッターは千鳥!ネタについての感想や審査員の得点をまとめました。

 

千鳥

コンビ名 千鳥 大悟(ボケ)

ノブ(ツッコミ)

結成年 2000年

麒麟の初登場以降、麒麟枠と言われる、「ノーマークのコンビ」にも期待が高まるようになりました。2003年の麒麟枠は千鳥

 

大悟の下手くそな体ではじまるつかみから始まる小さいころの遊びをテーマにしたネタ。ノーマークのコンビながら安心してみれるスキルと、大悟の荒っぽい昭和の男性というキャラが光ります。

 

ネタの内容はエロが入っていて、M1の大舞台でこんなことをやっていいのかとハラハラさせる感じもありました。今でこそ千鳥の自由さがお茶の間に受け入れられていますが、初登場で恐れずにカラーを出していた千鳥はさすがです。

 

島田紳助 松本人志 南原清隆 島田洋七 ラサール石井 大竹まこと 中田カウス
82 70 82 75 84 79 80

合計:552

 

麒麟

コンビ名 麒麟 川島 明(ボケ)

田村 裕(ツッコミ)

結成年 1999年

 

声を使ったネタ。テーマは機械の声。2001年の初登場が衝撃的だっただけにやや跳ねなかったかなという印象でした。個人的に川島さんのブラックなボケが好きなので、ネタの中盤にちょこちょこ入っている点が良かったです。

 

 

島田紳助 松本人志 南原清隆 島田洋七 ラサール石井 大竹まこと 中田カウス
84 75 76 84 78 75 82

合計:554

 

スピードワゴン

コンビ名 スピードワゴン 小沢 一敬(ボケ)

井戸田 潤(ツッコミ)

結成年 1998年

 

 

童謡の替え歌をネタにしているため、著作権上音声の大部分がカットされているためネタの内容は分からず……。ただ、審査員の得点が前2組よりも高いところから、技術力の高さが窺えます。

 

審査員の大竹まことが、千鳥もそうだけど、会場を嫌な空気に持っていくよね、それが僕は好きですと言っているところから、ネガティブな内容で面白いネタだったことが想像できます。

 

島田紳助 松本人志 南原清隆 島田洋七 ラサール石井 大竹まこと 中田カウス
85 74 81 85 86 82 79

合計:572

 

笑い飯

コンビ名 笑い飯 哲夫(ボケ・ツッコミ)

西田 幸治(ボケ・ツッコミ)

結成年 2000年

 

笑い飯の再骨頂とも言えるネタ「奈良県立歴史民俗博物館」。はじまりから笑い飯のノリに引きこまれます。展示の人形と解説者というシチュエーションを使って、スピード感あるWボケがたまりません。

 

そこから、話が展開して遺跡発掘に移り、名フレーズ「しかしええ土ーー!」「ツチーン!!」が飛び出てきます。

 

最後は博物館に行った感想を小学生が言うというところでも笑い飯のWボケが炸裂。

笑い飯の場合、ボケが「攻め」になるところが趣深いですね。

島田紳助 松本人志 南原清隆 島田洋七 ラサール石井 大竹まこと 中田カウス
99 95 90 95 92 90 95

合計:656

 

 

2丁拳銃

コンビ名 2丁拳銃 小堀裕之(ボケ)

川谷修士(ツッコミ)

結成年 1993年

ラストイヤーの2丁拳銃。安定した漫才で安心して見ていられる感じです。ネタはファーストフード店。ありがちなテーマですが、ボケ方が独特で2丁拳銃らしさが出ています。構成がオチがしっかりしている点も好感度が高いです。

 

 

島田紳助 松本人志 南原清隆 島田洋七 ラサール石井 大竹まこと 中田カウス
91 80 87 95 86 83 86

合計:608

 

アメリカザリガニ

コンビ名 アメリカザリガニ 平井 善之(ボケ)

柳原 哲也(ツッコミ)

結成年 1994年

 

ニュースキャスターのネタ。この大会はボケまでの間が短いことやスピードや勢いがある傾向だったので、アメリカザリガニの落ちまでの間をしっかり取る安定感は、やや物足りなさに繋がったかなと思います。

 

ただ、個人的には素晴らしい漫才師として好きです。

 

 

島田紳助 松本人志 南原清隆 島田洋七 ラサール石井 大竹まこと 中田カウス
80 70 84 90 83 76 81

合計:564

 

フットボールアワー

コンビ名 フットボールアワー 岩尾 望(ボケ)

後藤 輝基(ツッコミ)

結成年 1999年

 

仕上げてきましたフットボールアワー!結婚記者会見のネタ。テンポの良いかけあいの中に詰め込まれるボケの数の多さ。ネタの間中ずっと笑ってしまう感じでした。

 

後半でボケをまとめた一言やツッコミの後藤が振り回される感じもたまりません。細かいボケなのに力強さもあり、フットボールアワーの底力が見れた漫才でした。

まっちゃんの、「おもろい」という一言や、「良いコンビ」という感想がこのときのフットの全てを簡潔に表していて好きです。

島田紳助 松本人志 南原清隆 島田洋七 ラサール石井 大竹まこと 中田カウス
98 97 89 97 95 89 98

合計:663

 

りあるキッズ

コンビ名 りあるキッズ 安田 善紀(ボケ)

ゆうき(ツッコミ)

結成年 1996年

 

現役高校生でいて芸歴7年目という注目のコンビ。最年少ですが、スキルの高さに脱帽です。結婚生活というテーマで漫才が進み、大人顔負けのボケで観客を沸かす点は、面白さを通り越して尊敬の目で見てしまいます。

 

島田紳助 松本人志 南原清隆 島田洋七 ラサール石井 大竹まこと 中田カウス
90 85 81 93 85 83 84

合計:601

 

アンタッチャブル

コンビ名 アンタッチャブル 山崎 弘也(ボケ)

柴田 英嗣(ツッコミ)

結成年 1994年

 

登場から元気いっぱいのアンタッチャブル。でもうるさいと感じさせないのはスキルの高さなのでしょうか。つかみからななめ上のボケでファーストフード店のネタに入っていきます。

 

2丁拳銃と同じファーストフード店にも関わらず、アンタッチャブルのネタはなぜか斬新に感じられます。ザキヤマさんの強引でトんでるボケと柴田さんのヤンキーツッコミは場を明るくさせる漫才ですね。

島田紳助 松本人志 南原清隆 島田洋七 ラサール石井 大竹まこと 中田カウス
92 84 85 90 92 87 86

合計:616

 

 

 

M-1グランプリ2003準決勝進出コンビ

M-1グランプリ2003準決勝は、11/30(日)なんばグランド花月、11/29(土)ルミネtheよしもとで行われました。

 

翌年決勝進出するPOISON GIRL BANDや準優勝となる南海キャンディーズの名前もあり、2003年の準決勝もかなり熾烈な戦いだったことでしょう。

 

2005年王者のブラックマヨネーズや2009年王者のパンクブーブーも、まだ名前がそこまで知られていなかったころ。

優勝すれば賞金と名前が売れる大きな大会を目指し、何度も挑戦しているストーリーが感じられるところもM-1グランプリの魅力でしょう。

 

個人的には、おぎやはぎみたいに順位を気にしなさそうな芸風のコンビでもちゃんと漫才の優勝を決める大会に再度エントリーをして準決勝に進出をしていることに好感が持てます。

 

M-1グランプリ2003準決勝進出コンビ一覧

アップダウン/アメリカザリガニ/アンタッチャブル/イー☆リャン/インパルス/うがじん/オオカミ少年/おぎやはぎ/おしどり/オジンオズボーン/COWCOW/キャン×キャン/麒麟/キングオブコメディ/キングコング/クワバタオハラ/号泣/サカイスト/サバンナ/ザ・プラン9/磁石/ジパング上陸作戦/シャンプーハット/18KIN/シンパシー/ストリーク/スピードワゴン/せんたくばさみ/ダイアン/ダイノジ/タイムマシーン3号/タカアンドトシ/千鳥/チャイルドマシーン/チュートリアル/チョップリン/デカメロン/天津/$10/トータルテンボス/飛石連休/トライアングル/どりあんず/とろサーモン/流れ星/なすなかにし/南海キャンディーズ/2丁拳銃/ハリガネロック/パンクブーブー/ビッキーズ/プー&ムー/フットボールアワー/ブラックマヨネーズ/ヘッドライト/POISON GIRL BAND/ミルククラウン/村本本田/安田大サーカス/U字工事/ユキコミキ/四次元ナイフ/ライセンス/ランディーズ/りあるキッズ/ルート33/レイカーズ/レギュラー/ロザン/笑い飯

 

M-1グランプリ2003の感想

M-1グランプリ2003は、ネタフリまでが短い漫才が多い印象でした。優勝のフットボールアワー、2位の笑い飯、3位のアンタッチャブルはどれもボケの数が多く、パワーもある点が共通していますが、スタイルはそれぞれ全く違うところが興味深かったです。

 

M-1グランプリ2003を動画でフル視聴するには

M-1グランプリ2003は、脂ののりきったフットボールアワーの優勝となりました。正に2003に向けて仕上げてきたといった感じです。M-1グランプリは、連続してみると大会自体の進化や芸人さんたちの進化を楽しめるのでおすすめです。

 

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