■この記事のライター:Natu
漫才・コント問わずお笑いを見るのが好きです。かまいたち、ナイツ、空気階段、タイムマシーン3号、金属バット、蛙亭、東京03など独特な世界観を持つ芸人さんが特に大好きです。 |
ブラックマヨネーズが優勝したM-1グランプリ2005。出場した全ての芸人のレベルが高く、どのコンビが優勝してもおかしくないほど。そんなM-1グランプリ2005は、Bilibiliにアップされていますが、これは違法アップロードなんです!さらにウイルス感染の危険性もあるので要注意。
安全に楽しむなら、登録者数200万人超えのU-NEXTがおすすめです。
M-1グランプリ2005決勝戦の結果
M-1グランプリ2005の決勝戦の結果と感想を記します。緊張感のある中で生まれる笑いがたまりません。漫才のネタはもちろんのこと、司会者の二人の掛け合いや審査員のコメントも大会に欠かせない存在です。
決勝日 | 2005年12月25日 |
番組司会 | 今田耕司/小池栄子 |
審査員 | 島田紳助/松本人志/大竹まこと/ 渡辺正行/島田洋七/ラサール石井/中田カウス |
参加数 | 3378組 |
M-1グランプリ2005:ファイナルラウンド
M-1グランプリ2005のファイナルラウンドを戦うのはブラマヨ、麒麟、笑い飯といったオリジナリティもスピード感も抜群の3組!1組目の麒麟から感想を記します。
麒麟
テーマはファッションショー。つかみはバッチリでしたが、ネタがやや雑という印象を受けました。
登場時、怖い話をするという流れから急に始まる自己紹介が最高でした。頭から外しにかかる点は2004年の東京ダイナマイトと近い感性の持ち主だなと思います。
笑い飯
ここまで全開でくるか笑い飯!という感じでした。テーマはハッピーバースデー。西田と哲夫が体をくねくねさせながらマリリンモンローのハッピーバースデーを歌うくだりが最高にくだらなくて最高に面白い。
笑い飯にしかできないお笑いを体現していて素晴らしいです。
優勝:ブラックマヨネーズ
2005の優勝はブラックマヨネーズ。
ネタは喧嘩に強くなるというものでした。ブラックマヨネーズのぐっと惹きつける力はなんなのでしょうか。とても魅力的なコンビだと思います。
#ブラックマヨネーズ
1997年結成。
小杉は「関西キング」、吉田は「ツインテール」という別々のコンビを組んでいたが、小杉の元相方が結婚を期に引退。それをきっかけに吉田が小杉を誘う形で、1997年にコンビを結成した。
M-1グランプリ2005
伝説のブラマヨのネタです⭐️
懐かしい!@retoro_mode pic.twitter.com/9xCuMMJL1a— MCC 〜MANZAI CONTE CLUB〜 (@manzaiconteclub) February 4, 2021
M-1グランプリ2005:決勝ファーストラウンド
多くの著名人、芸能人に見守られてスタートしたM-1グランプリ2005決勝ファーストラウンド。緊張感の高まる中、笑いの熱い戦いが行われます。
笑い飯
コンビ名 笑い飯 | 哲夫(ボケ・ツッコミ)
西田 幸治(ボケ・ツッコミ) |
結成年 | 2000年 |
いじめられっ子に優しくするというテーマ。無いな~無いな~というフレーズでかけあっていくWボケが炸裂。
トップバッターと思えない爆発力と安定した面白さ。笑い飯だけ賞レースというよりも単独ライブを見ているような気持ちになります。
島田紳助 | 松本人志 | 大竹まこと | 渡辺正行 | 島田洋七 | ラサール石井 | 中田カウス |
85 | 95 | 90 | 85 | 91 | 92 | 95 |
合計:633
アジアン
コンビ名 アジアン | 馬場園 梓(ボケ)
隅田 美保(ツッコミ) |
結成年 | 2002年 |
M1ファイナル初の女性コンビ。実は昨年の準決勝の時点から会場を笑いの渦に巻き込み、頭角を現していました。べしゃり漫才というスタイルで関西のチャキチャキ感があります。ネタは『早口言葉』。面白さもたしかにありましたが、それよりも早口言葉に感心してしまいました。
アジアン解散だと…
今夜はM-1グランプリ2005を見よう…— 眞子 (@mako_87181) June 3, 2021
島田紳助 | 松本人志 | 大竹まこと | 渡辺正行 | 島田洋七 | ラサール石井 | 中田カウス |
75 | 70 | 80 | 82 | 81 | 86 | 90 |
合計:564
南海キャンディーズ
南海キャンディーズ | 山崎 静代(ボケ)
山里 亮太(ツッコミ) |
結成年 | 2003年 |
『歌のお姉さん』子供向け×アダルトという笑いの作り方。初登場の昨年よりパンチがなかった印象でした。ただ、山ちゃんのスキルの高さは変わらず。ワードセンスがとにかく良かったです。会場にも十分受け入れられている感じでした。
パジャマのくだりと歯磨きのくだりがとても好きです。
M1グランプリ2005の南海キャンディーズを覚えているだろうか?「えっ?南キャンは2004でしょ?2005はブラマヨ優勝の年でしょ?出てた?」記憶に薄い2005年の南海キャンディーズを当事者山里亮太が血まみれになりながら語る血まみれの書。#読了 #山里亮太 #天才はあきらめた pic.twitter.com/PfUfs6kQnw
— バカツル (@bakaturu) August 29, 2021
島田紳助 | 松本人志 | 大竹まこと | 渡辺正行 | 島田洋七 | ラサール石井 | 中田カウス |
72 | 75 | 79 | 79 | 79 | 80 | 88 |
合計:552
チュートリアル
コンビ名 チュートリアル | 徳井 義実(ボケ)
福田 充徳(ツッコミ) |
結成年 | 1998年 |
ハンサム変態の徳井さんのキャラクターが目立ったネタ『バーベキュー』。チュートリアルってこういうコンビ!というのが確立されたネタだったと思います。
島田紳助 | 松本人志 | 大竹まこと | 渡辺正行 | 島田洋七 | ラサール石井 | 中田カウス |
85 | 95 | 86 | 84 | 86 | 95 | 91 |
合計:622
たまに思い出すこと。「M-1グランプリ2005」決勝進出を果たしたチュートリアルのときの徳井が、狂気という意味では一番振り切れていたなーと思う。
— すが家しのぶ(副音声) (@Sugaya03) July 8, 2020
ブラックマヨネーズ
コンビ名 ブラックマヨネーズ | 吉田 敬(ボケ)
小杉 竜一(ツッコミ) |
結成年 | 1998年 |
初の決勝進出のブラックマヨネーズ。吉田のネガティブな妄想から話がどんどん展開されている形。オリジナリティのあるスタイルでテンポもスピード感も最高。
M1グランプリ2005のブラマヨほんと面白かった(また昔のM1みてる)
— デザイン部のお荷物 (@DBS_87) September 6, 2021
島田紳助 | 松本人志 | 大竹まこと | 渡辺正行 | 島田洋七 | ラサール石井 | 中田カウス |
95 | 95 | 93 | 90 | 96 | 94 | 96 |
合計:659点
品川庄司
コンビ名 品川庄司 | 品川 祐(ボケ)
庄司 智春(ツッコミ) |
結成年 | 1995年 |
ライストイヤーの品川庄司。テーマは『刑事ドラマ』。よどみなく進む綺麗な漫才という印象でした。審査員の島田紳助が、M1にかける熱量に感動したと言っていたことに好感を持ちました。
M-1グランプリ2005での勇姿を見たか見てないかで品川庄司への好感度が天と地ほど違うと思う
— ぼーるぺん (@pen830) August 14, 2020
島田紳助 | 松本人志 | 大竹まこと | 渡辺正行 | 島田洋七 | ラサール石井 | 中田カウス |
85 | 90 | 87 | 89 | 95 | 91 | 89 |
合計:626点
タイムマシーン3号
コンビ名 タイムマシーン3号 | 山本 浩司(ボケ)
関 太(ツッコミ) |
結成年 | 2000年 |
いわゆるノーマーク芸人の決勝進出「麒麟枠」のタイムマシーン3号。個人的に推しているタイムマシーン3号がやっと決勝戦に進出してとても嬉しかったです。
安定した笑いなので爆発力に欠け、ボケの小ささが悩みですが、タイムマシーン3号はスキルが高くとにかく面白いです。
島田紳助 | 松本人志 | 大竹まこと | 渡辺正行 | 島田洋七 | ラサール石井 | 中田カウス |
76 | 75 | 83 | 82 | 82 | 85 | 88 |
合計:571点
麒麟
コンビ名 麒麟 | 川島 明(ボケ)
田村 裕(ツッコミ) |
結成年 | 1999年 |
川島さんの声の良さは出だしにええ声で言う「麒麟です」だけなく、ネタ中のなめらかな解説やふざけた歌にも表れていますよね。テーマは「野球の実況」。田村をいじるスタイルは変わらずですが、オチが秀逸。
#麒麟
1999年結成。
川島がマイクに口を近づけて「麒麟です」と低い声で言うのがお決まりになっている。
M-1グランプリ2005の「野球」は川島曰く「削ったりせずに、最初から自然に4分に収まった」というネタで、司会の今田耕司や審査員から「オチがバチンと決まった」と高評価を受けた。@retoro_mode pic.twitter.com/OifZbPNQzf— MCC 〜MANZAI CONTE CLUB〜 (@manzaiconteclub) February 8, 2021
島田紳助 | 松本人志 | 大竹まこと | 渡辺正行 | 島田洋七 | ラサール石井 | 中田カウス |
88 | 90 | 91 | 90 | 95 | 95 | 97 |
合計:646
千鳥
コンビ名 千鳥 | 大悟(ボケ)
ノブ(ツッコミ) |
結成年 | 2000年 |
敗者復活を勝ち取った千鳥。
大分千鳥のキャラクターが浸透してきたステージでした。
テーマは『幕末』。千鳥はワードが印象に残りやすく、今回は「わしにゃーわからん、アホじゃけえ」というフレーズがたまらなく面白かったです。
M-1グランプリ2005決勝の千鳥「ワシにはわからん、あほじゃけぇ」と宇垣美里の「マイメロだからわかんなーい」はほとんど同じ
— しろみそ (@wmisoup) May 6, 2020
島田紳助 | 松本人志 | 大竹まこと | 渡辺正行 | 島田洋七 | ラサール石井 | 中田カウス |
82 | 80 | 89 | 88 | 86 | 89 | 93 |
合計:607
M-1グランプリ2005準決勝進出コンビ
M-1グランプリ2005は、12/10(土) ルミネtheよしもと、12/11(日) なんばグランド花月(大阪)で行われました。2019年に準優勝となるかまちいたちは、この頃漢字の「鎌鼬」で活動していました。現在のかまいたちに改名したのは2009年頃。
面白い芸人は2000年前半からすでに準決勝まで進出していることが分かります。
独自の世界観が強すぎる天竺鼠は、売れる気がないのかなと思いきやがM-1にちゃんと挑んでいるところがとても好きです。アングラで収まるのではなく、地上波で勝負をしにいくところが男らしいですね!
意外だったのは我が家の準決勝進出です。M-1グランプリは漫才の大会として基本的にコンビだけだと勝手に思っていましたが、トリオの出場もOKなんですね。でもよく考えれば3人以上いるザ・プラン9も準決勝進出の常連でした。
人数が多いからこその攻め方ができるのも面白いですよね。
■M-1グランプリ2005準決勝進出コンビ一覧
青空/アジアン/アップダウン/庵/イシバシハザマ/オジンオズボーン/オリエンタルラジオ/学天即/カナリア/ガブ&ぴーち/鎌鼬/キャン×キャン/麒麟/コア/号泣/5番6番/ザ・たっち/ザ・パンチ/サ・プラン9/ザブングル/さんだあず/サンドウィッチマン/三拍子/磁石/品川庄司/ジパング上陸作戦/ジャリズム/スーパーZ/ストリーク/ゼミナールキッチン/ダイアン/タイムマシーン3号/チーモンチョーチュウ/千鳥/チュートリアル/天竺鼠/天津/トータルテンボス/東京ダイナマイト/飛石連休/とろサーモン/流れ星/なすなかにし/南海キャンディーズ/にのうらご/NON STYLE/鼻エンジン/ハリガネロック/バルチック艦隊/ビッキーズ/ブラックマヨネーズ/ヘッドライト/ベリー・ベリー/変ホ長調/POISON GIRL BAND/マラドーナ/安田大サーカス/U字工事/ライセンス/ランディーズ/りあるキッズ/レイザーラモン/レギュラー/レム色/ロザン/我が家/笑い飯 |
M-1グランプリ2005の感想
M-1グランプリ2005の優勝を飾ったブラックマヨネーズ。その実力は、大会前から優勝候補と噂されるほどでした。審査員を務める島田紳助は、「テクニックに走り勝ちなコンビが多かったので、自分がコンビを組んだら優勝できるかも」と思っていたそうですが、「ブラックマヨネーズが出てきたことでムリだと思った」と記者会見で語っていました。
この言葉からでもM-1グランプリは、技術だけでなく、熱量といった部分も加味している趣のある大会だということが分かりますよね。人が漫才をして、人が審査をしているからこその面白さなのではないでしょうか。
M-1グランプリ2005のブラックマヨネーズのネタ、何回見返しても面白い。
ブラマヨのキャッチフレーズが「モテない男たちの逆襲」てのも最高— 自称バームクーヘン (@SPACEMONKEY666_) December 13, 2019
M-1グランプリ2005を動画でフル視聴するには
年末の国民的番組と言えるほど注目度が高いM-1グランプリ。熱量の高いお笑いをたっぷり楽しみたいなら、U-NEXT(ユーネクスト)がおすすめ。
M-1グランプリの動画がすべてフルで見放題!
好きな年のM-1グランプリを見返えすこともできます。
U-NEXTはファミリーアカウントがあるので1回の契約で無料アカウントを3つまで追加も可能。4人でシェアできるのでとってもお得です。
今ならU-NEXTは31日間無料トライアル中。
M-1グランプリ2005はU-NEXTで満喫してください!